
どんなものでも捨てられない人って、いますね。はい、私もその一人です。物が多すぎて片づかないので、捨てたい気持ちはあります。でも、ふんぎりがつかないのです。思い出の品とかあるじゃないですか。
【迷い箱をつくる】
捨てられないとどんどん物がたまり、家にいてもくつろげない。みなさんおわかりでしょう。捨てられない人って、性格によるのかもしれないですね。
私の見るところ、物を捨てられる人は思い切りがいい。私みたいにグズグズと迷うタイプは、捨て下手です。
そこで、片付け上手な同僚に捨てるコツを聞いてみました。彼女くらいのベテランだと、どんなものでも見た瞬間に捨てるべきか残すべきかがわかるんだそうです!そこまで行くには訓練が必要。そう、片付けはテクニックなのです。
テクニックを説明した片付け本は山ほどありますが、そういうのを読むのもめんどう(笑)。いや、こういう性格こそが、片付けられない理由なのか?
片付け名人に聞いたところ、「迷い箱」を準備すればいいと言われました。
【迷い箱は開けない】
片付け下手は、モノを見てから捨てるかどうか迷う。迷っている時間が長すぎて、対象物をさばく時間が足りなくなり、途中で嫌になってしまうそうです。
迷い箱は、捨てるかどうか迷うものをすべて入れておくために使います。必要なものはそのつど、箱から出して使います。
そして3カ月したら、箱ごと処分する。処分する時も自分で捨てないのがコツです。片付けられない人は、モノを見たらまたグズグズ迷うから(笑)。できれば家族とか友人に捨ててもらうといいです。
やってみました、もちろん。するとあっという間に、迷い箱がいっぱいになりました(笑)。いやあ、自分がこんなに優柔不断な人間だとは。
その時はお洋服の処分をしたのですが、クローゼットの半分もいかないうちに、迷い箱がいっぱい。捨てる箱にはモノが入っていきません。結局、迷い箱ばかりを4つほど作って、その日はおしまいにしました。
【本当に要らなかった】
あ、迷い箱といっても特別な箱を用意いなくていいですよ。大きめの段ボールやショッパーに、迷う服を入れていくだけです。そのままクローゼットに入れておきます。
3カ月後、びっくりしましたね。だって迷い箱には、指一本さわらなかった。そのまま捨てましたよ。同僚のアドバイス通り、箱は開けずに捨てました。さようなら。
それからもなにも困らないので、本当にいらない服だったんです。
【道半ば】
迷い箱方式で、今クローゼットの半分が終わったところです。それにしても、これまでいかに大量の着ない服(着られなくなった服も)がクローゼットの詰まっていたかっていうことです。
仕事の合間に時々やっているので、全体がすっきりするまで時間がかかりそうです。すっかり空になったら、さぞかし気持ちがいいでしょう。また新しく買えるし(笑)。
そうそう「ときめき」をキーワードに片付ける方法で今や世界的な人になったこんまりさんも有名ですね!