リップスティックに乗れない!

私自身、これまで一通りの運動はやってきました。テニスにスイミング、ジョギング、バドミントン、サイクリング。

ダイエットにも効果があるといいなと思い、なるべく全身を使った有酸素運動を選んできたつもりです。

運動神経はそこそこですが、人並みにあるつもり。まあ標準レベルと思ってきたのですが、ある日自慢の鼻がへし折られることになりました。

【これが噂のリップスティック】

それは友人たちとのバーベキューのときです。友人家族に小学生の子供がいる人がいまして、料理に向いていない私が子守(?)を一手に引き受けていました。

そこで最近子供たちの間で大流行している、スケートボード、エスボードと言うやつを初めて見たんです。

ふつうのスケートボードと違って、ジェイボード(その子たちが持っているのはリップスティックという名前でした。類似品にジェイボードと言うのもあるらしい)は真ん中にくびれがある形です。

ボートのオールみたいな形のものが左右に、羽根のようについています。真ん中は可動式で、けっこう斜めにもひねることができます。そして裏のローラー部分は、左右にひとつずつ。そう、ローラーは前後2個しかついていないんです。

何が問題かって、立ち上がれない。スケートボードのように4個のローラーがついていればボードそのものが立っていられます。リップスティックはローラーが前後ふたつなので、傾いた状態でしか置いておけません。つまり、ボードに乗る時からバランスを取らないと乗れないのです。

【体をひねって進む】

運動にはやや自信のある私ですから、もちろん乗りました。そして何が起きたか。立ち上がれないんです。

リップスティックは乗ったまま静止することはできません。乗った瞬間から動いていないとひっくり返ります。止まる時は、ボードから降りるときなのです。

そして動いている状態を維持するには、つねに全身を動かしていないとダメ。

足元は8の字を書くように左右に動かします。顔は前方を見る。初心者はつい足元を見てしまいますが、下を見ることでバランスがとりにくくなり、スピードも出ません。意識して前を向き足は8の字に、上半身は足元と反対方向にひねりつつ進みます。

スピードに乗ってくるとかなり楽に進むことができます。曲がる時は全身のひねりを強くして、ぐるっと回る感じです。

【前に倒れるのがコツ】

こうやって、子供たちに教えてもらって2時間。乗れるようになりましたよ。

スピードが落ちると転びやすいので、止まりたい時はボードをけり捨てて前に向かって飛ぶような意識でボードからおります。この時、体の後ろに意識があるとお尻から転びやすい。あたった角度が悪いと、尾てい骨にヒビくらい入りますので、ご注意くださいね。

エスボードに乗る時はヘルメットやひじ・膝のガードをつけることが多いのですが、さすがにおしりガードはありません。とにかく前に向かって転ぶ。これがコツです。っていうか、たぶんこれだけがコツです(笑)。

【全身運動です】

やってみた人は分かると思いますが、すいすい進めるようになると面白いですよ。自分がいつも動いていないとボードが止まっちゃいますから、全身運動でもあります。

腰を起点にして上半身と下半身を逆方向にひねるので、ウエストの後ろあたりの筋肉がほどよく鍛えられるのでは、とひそかにダイエット効果も期待している私

ああそうです、自分用のボードを買っちゃいました。安いものではありませんが(¥10,000くらいします)、ダイエット器具を買うよりは安いような気がして。効果は、どうなんでしょうね(笑)。