三枚おろしができる!

料理はセンス。センスのない人がどんなにがんばったって、てぎわよく3品の夕食を出すことはできない。

以前そんなふうに書いたと思いますが、私にもありましたよ、特技が!魚を3枚におろすことです。

アジの3枚おろしとか、あれですね。大きな魚だと難しいでしょうが、それなりのサイズの魚なら、たいてい3枚におろせます。

【秘密兵器 さかなっぺ】

最近のお母さんたちって、魚を3枚におろせないんですってね。いや、いいんですよ。魚が3枚におろせたところで、そんなに得することはありませんから。秘密兵器があるからこそ、出来ることなんです。

それがキッチングッズ、魚っ平(さかなっぺ)です。

見た目は、ステンレスのトングとカニばさみが合体したみたいなアイテムです。

使い方は、手で魚の頭を押さえて、トングの先でエラの下から魚の皮をはさみます。はさんだまま、しっぽの方へ向かって皮をべりべりとはがします。アジのゼイゴ(尻尾側のトゲみたいなウロコ)なんか、これで一緒に取れちゃいます。

次にトングをギュッと持って先端を皿状にして(ギュッと持てば、勝手に平皿状になる)、えらの下に押し込む。骨に当たるまで押し込むのが、さかなっぺ使用時の唯一のコツでしょう。

魚の肉をしっかり平皿でとらえたら、そのまま骨に沿ってグイイイッと身をこそげとります。包丁でおろすほどキレイにできませんが、たたきにするんなら大丈夫。

反対側の身も同じようにこそげ落としたら、3枚おろしの出来上がり♪

【ゴミも簡単】

上手にやれば、ちゃんとアジの刺身がとれます。ほかにもスルメイカの皮むきもできますよ。本当に使えるキッチンアイテムです。

なにしろ魚の頭を落としたり、内臓をとったりする手間がないので、めちゃめちゃ簡単です。

大きめの身ならうまく薄切りにしてお刺身にできますよ。

ただ、出来上がりに美しさを求めると、ちょっとアレですけどね。そこはやっぱり、身をこそげ落としているって感じです。

アジの場合は小骨をとるのが面倒ですが、それ以外に作業することは何もないし。3枚におろすだけなら、ものの3分もあれば出来ちゃいます。

キッチンが汚れるのはイヤ、という素敵な奥様には、まず新聞紙を敷いておき、次にキッチンペーパーを半分にしたものをおくのがおススメ。キッチンペーパーの上でアジをおろせば、残った頭と骨、尻尾はそのまま新聞紙にくるんで捨てられます。

【血も出ません】

そうそう、さかなっぺのいいところは、血が出ないこと。魚の身はどこも切り落としませんから、血が出ないんです。内臓も頭もついたままの状態で、身だけをこそげとります。

値段も¥2,000少しくらい。わりとお値打ちなキッチンアイテムです。それにしても、さかなっぺって、名前は誰がつけたんだか。もう少しオシャレな命名をすれば、もっともっと奥様方に人気が出ると思いますよ。